ビジネスやスポーツ、コーチングをはじめ、日常の多くの場面でモチベーションという言葉をよく耳にします。「やる気」が出ないとき「モチベーションが上がらない」とか、やる気が下がってしまうときには「モチベーションが続かない」などというふうに使われます。
また、野球やサッカーの試合の前に選手が、試合に臨む意欲を「モチベーションが高まっている」と表現する場合もあります。
ここまで書くと「モチベーション」はやる気や意欲、士気などの表現として使われる場合が多いように思えますが、具体的に何を指すのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、私たちのやる気や意欲を左右する「モチベーション」とは何かを説明し、それを上げるための方法をお伝えします。
しかし、せっかくモチベーションを上げても、すぐに下がってしまっては意味がありません。上げたモチベーションを維持していく事で、より長い時間高いパフォーマンスを発揮する事が出来ます。
そこで、最後に継続して高いモチベーションを維持していく方法をお伝えします。
1つでも活用出来ることがあれば参考にしていただけると嬉しく思います。
1. はじめに
(1) モチベーションとは何か
motivation(モチベーション)を日本語では、「動機(づけ)」「意欲」「やる気」などと訳されています。人が何らの目標を向かって行動を起こすための「原動力」になるものとイメージするとわかりやすいでしょう。ビジネスにおけるモチベーションは、仕事や業務に対する意欲の高さを示す言葉として用いられます。モチベーションが高ければ、目標を達成するために積極的に行動して、成果を上げることができるでしょうし、モチベーションが低くいと、目標達成のために努力することを続けるのが難しくなります。
(2) モチベーションの種類
モチベーションには、「内発的モチベーション」と「外発的モチベーション」の2種類があります。
① 内発的モチベーション
内発的モチベーションとは、自分の内側から湧き起るモチベーションのことです。「やりたいからやる」というように、自らの心の声に突き動かされて行動を起こすようなイメージです。それらには、自分の興味や関心のあること(仕事)、スキルアップや成長につながること(仕事)、社会に貢献できることややりがいを感じることができることなどが挙げられます。内発的モチベーションには、持続力があり、結果につながりやすいというメリットがあります。
② 外発的モチベーション
外発的モチベーションとは、自分の外側からの刺激や報酬などによって湧き起るモチベーションのことです。あるものを得るためとか避けるために発生するモチベーションです。効果が表れやすく、やり方がわかりやすいというメリットがある一方、効果が一時的であることや、個人の成長を妨げる恐れがあるなどのデメリットもあります。
① 内発的モチベーション
内発的モチベーションとは、自分の内側から湧き起るモチベーションのことです。「やりたいからやる」というように、自らの心の声に突き動かされて行動を起こすようなイメージです。それらには、自分の興味や関心のあること(仕事)、スキルアップや成長につながること(仕事)、社会に貢献できることややりがいを感じることができることなどが挙げられます。内発的モチベーションには、持続力があり、結果につながりやすいというメリットがあります。
② 外発的モチベーション
外発的モチベーションとは、自分の外側からの刺激や報酬などによって湧き起るモチベーションのことです。あるものを得るためとか避けるために発生するモチベーションです。効果が表れやすく、やり方がわかりやすいというメリットがある一方、効果が一時的であることや、個人の成長を妨げる恐れがあるなどのデメリットもあります。
(3) モチベーションを上げる要因
① 外発的動機づけ
外発的動機づけとは、行為そのものに価値を見出すのではなく、報酬や評価、罰則や懲罰などといった、外部からもたらされるものを基準にして行為を行おうとすることです。例えば、目標を達成したら給料が上がるとか、インセンティブがもらえるなどがあります。また、何かをすることで相手から感謝されるのがうれしい、自分に対する評価が上がるという場合も外発的動機づけになります。
② 内発的動機づけ
内発的動機づけとは、物事に対する興味や関心、そこから生まれるやりがいや達成感などが当てはまる事柄です。例えば、「○○が楽しいから作りたい、やりたい」とか、「自分のスキルを上げるために勉強する」「興味のある分野を極めたいので勉強する」などが内発的動機づけに当たります。内発的動機づけは、短期成果につながりにくいことや、個人の価値観や思考によるものの見方に違いがある点を考慮する必要があります。
外発的動機づけとは、行為そのものに価値を見出すのではなく、報酬や評価、罰則や懲罰などといった、外部からもたらされるものを基準にして行為を行おうとすることです。例えば、目標を達成したら給料が上がるとか、インセンティブがもらえるなどがあります。また、何かをすることで相手から感謝されるのがうれしい、自分に対する評価が上がるという場合も外発的動機づけになります。
② 内発的動機づけ
内発的動機づけとは、物事に対する興味や関心、そこから生まれるやりがいや達成感などが当てはまる事柄です。例えば、「○○が楽しいから作りたい、やりたい」とか、「自分のスキルを上げるために勉強する」「興味のある分野を極めたいので勉強する」などが内発的動機づけに当たります。内発的動機づけは、短期成果につながりにくいことや、個人の価値観や思考によるものの見方に違いがある点を考慮する必要があります。
(4) モチベーションを上げるメリット
モチベーションを上げることで、興味や関心があることに対する学びが深まり、知識が増えていきます。それにより視野が広がり、仕事や生活全般に対する主体性が高まるようになります。主体性とは、自分の考えや判断に基づいて、責任をもって行動することをいいます。それにより、自分らしい生き方を選択する力が自ずと身につきやすくなるということでもあります。また、組織においては社員のモチベーションが上がることによって、ひとり一人の成果や生産性の向上にもつながり、企業は大きく成長するとも言われています。
(5) モチベーションを下げる理由
① 心身ともに余裕がない
心身ともに余裕がない状況は、モチベーションに大きな影響を与える可能性があります。「やりたくない」「やってもしょうがない」「どうせ無理だ」などと、マイナスの思考が大きくなり、やり続けることが負担となる場合もあります。先ずは、自分の限界を知ることやモチベーションの低下に気つくことが大切です。
② 今やっていることに魅力を感じない
今取り組んでいる仕事に魅力を感じないと、モチベーションの低下につながりやすくなります。やっていることに魅力を感じないと内発的なモチベーションが湧き起こりません。「何のためにやるのか」「やることで何を得たいのか」「やることが自分の価値観とどうマッチするのか」という疑問ばかりで、やる気が削がれてしまいます。
③ やっていることと評価が合ってない
どんなに頑張ってやってみても、周囲からの評価がそれと見合っていないと、だんだんとモチベーションが下がってしまい、やる気が失せてしまいやすくなります。例えば、いくら頑張って働いても報酬が上がらない、会社にたくさんの貢献をしても地位が上がらないなどです。
④ やっていることに飽きてしまった
やっていることや仕事に飽きてしまうことは、誰でも経験することですが、その原因がわからないままで放っておくと、モチベーションの低下を招く、大きな要因になります。人はやりたくないことに対しては、なかなかモチベーションが上がりません。飽きてしまったと感じたときは、「自分は本当にこれをやりたのか?」と自分自身に問うてみてください。答えはあなた自身の中にあります。
⑤ 自己肯定感が低い
自己肯定感とは、ありのままの自分を認めることです。この自己肯定感は、物事に取り組む姿勢や意欲(モチベーション)に大きな影響を与えます。自己肯定感が低いと、意欲の低下だけではなく、マイナス思考が優先されやすくなり、自分自身へのダメ出しの言葉が多くなります。その結果、自分で自分を苦しめるような思考のループにとらわれやすくなります。
⑥ 目標設定が曖昧
何を得るためにやるのか、何を目指すのか、何の目的でやっているのかなどがはっきりしないと、モチベーションは上がりにくくなります。また、モチベーションを上げなければと漠然と思っているだけでは、なかなか行動につなげることは出来ません。目的や目標をはっきり決めて物事を進めることを習慣にするとか、やり方を工夫するなどの工夫も大事です。
心身ともに余裕がない状況は、モチベーションに大きな影響を与える可能性があります。「やりたくない」「やってもしょうがない」「どうせ無理だ」などと、マイナスの思考が大きくなり、やり続けることが負担となる場合もあります。先ずは、自分の限界を知ることやモチベーションの低下に気つくことが大切です。
② 今やっていることに魅力を感じない
今取り組んでいる仕事に魅力を感じないと、モチベーションの低下につながりやすくなります。やっていることに魅力を感じないと内発的なモチベーションが湧き起こりません。「何のためにやるのか」「やることで何を得たいのか」「やることが自分の価値観とどうマッチするのか」という疑問ばかりで、やる気が削がれてしまいます。
③ やっていることと評価が合ってない
どんなに頑張ってやってみても、周囲からの評価がそれと見合っていないと、だんだんとモチベーションが下がってしまい、やる気が失せてしまいやすくなります。例えば、いくら頑張って働いても報酬が上がらない、会社にたくさんの貢献をしても地位が上がらないなどです。
④ やっていることに飽きてしまった
やっていることや仕事に飽きてしまうことは、誰でも経験することですが、その原因がわからないままで放っておくと、モチベーションの低下を招く、大きな要因になります。人はやりたくないことに対しては、なかなかモチベーションが上がりません。飽きてしまったと感じたときは、「自分は本当にこれをやりたのか?」と自分自身に問うてみてください。答えはあなた自身の中にあります。
⑤ 自己肯定感が低い
自己肯定感とは、ありのままの自分を認めることです。この自己肯定感は、物事に取り組む姿勢や意欲(モチベーション)に大きな影響を与えます。自己肯定感が低いと、意欲の低下だけではなく、マイナス思考が優先されやすくなり、自分自身へのダメ出しの言葉が多くなります。その結果、自分で自分を苦しめるような思考のループにとらわれやすくなります。
⑥ 目標設定が曖昧
何を得るためにやるのか、何を目指すのか、何の目的でやっているのかなどがはっきりしないと、モチベーションは上がりにくくなります。また、モチベーションを上げなければと漠然と思っているだけでは、なかなか行動につなげることは出来ません。目的や目標をはっきり決めて物事を進めることを習慣にするとか、やり方を工夫するなどの工夫も大事です。
2. モチベーションの上げるために出来る方法
(1) 目的・目標を明確にする
モチベーションを上げやすくするためには、より具体的な目標や目的を定めることが大切です。例えば、達成できた時の自分を想像するとワクワクするような目標は、モチベーションをよりアップしてくれます。はっきりとしたイメージを頭の中に描くことができることで、自然とモチベーションが湧いてくるような目標や目的がよいでしょう。目標や目的を明確にすることで、目指す方向性が見えてきます。今何が大事か、自分にとって何から取組めばいいかなどの具体的な行動なども見えてきます。
(2) 興味・関心のあることに取り組む
多くの人は、自分の興味や関心のあることに対して夢中に取り組めるのではないでしょうか。そのような状況では、モチベーションも当然上がります。興味や関心は、自分の満足のために行動することがメインなので、内発的動機になります。自分の内側からの動機づけは持続力もあり、成果につながりやすいメリットがあります。モチベーションを上げる方法として、興味関心のあることに取り組むことをお勧めします。
(3) 自分の強みを見直す
自分のこれまでの経験や学びから、自分の強みを見直すことが大事です。経験には
よい経験ばかりとは限りません。時には失敗もあるかもしれません。上手く行かなかった経験から何を学び、次に活かせるかを考えることが重要です。また、そのようなつらい経験を乗り越えたこと自体が自分の強みになります。強みを生かして物事に挑戦することで楽しみも得られ、内発的動機にもつながり、モチベーションも高まります。
よい経験ばかりとは限りません。時には失敗もあるかもしれません。上手く行かなかった経験から何を学び、次に活かせるかを考えることが重要です。また、そのようなつらい経験を乗り越えたこと自体が自分の強みになります。強みを生かして物事に挑戦することで楽しみも得られ、内発的動機にもつながり、モチベーションも高まります。
(4) 失敗を糧とする勇気を持つ
失敗は誰にでもあることです。失敗をすることに不安を抱き、行動することを躊躇ってしまうことで、せっかくのチャンスを逃してしまうことも考えられます。失敗を良い経験と捉える勇気を持つことで、新たな目標への挑戦課題も見えてきます。それは、次の施策を練り直したり、それに対する自分の役割や行動計画を再調整することでもあります。失敗したこと糧にする勇気を持った自分に自信がつくと、モチベーションアップにもつながります。
(5) 小さな成功体験を重ねる
大きな目標を達成するためには、スモールステップの積み重ねがとても大切になります。いきなり大きな目標の達成は難しい場合も多くありますが、その目標を中長期的に小さな目標に置き換えて、それらを小さな目標を設定して取り組むことで、小さな成功体験を何度も重ね、達成感を経験することができます。目標達成という外発的動機づけと達成感という内発的動機の相乗効果で、モチベーションをより効率的に高めることができます。
(6) 出来ていることを書き出す習慣をつける
なかなかモチベーションが上がらないときは、今出来ていることをノートや紙に書き出してみましょう。書き出すことで、最初から出来ていたことばかりではないことを、再確認できるかもしれません。また、出来るようになった過程を振り返ることで、目標達成のためにどのようなステップを踏んできたかを思い出すことも出来ます。そのような体験を通して、出来るようになりたいという目標がモチベーションアップにつながることが際確認できます。
(7) モチベーションの高い人の近くにいる
モチベーションの高い人の近くにいると、たくさんの刺激を受けます。モチベーションの高い人は、高い目標に向かって前向きに取り組む人と言い換えることができます。そのような人の近くにいることで、どのようなことを日々の仕事や生活に取り入れているとか、時間の使い方を工夫しているとかなど、参考に出来るアイディアがたくさんあるかもしれません。それらを参考にすることで、自分のモチベーションアップにつながりやすくなります。
(8) 小さな目標を積み重ねる
小さな目標を立てて、その1つづつの、小さな達成感を味わっていくことでモチベーションが上がるようになります。小さな達成感の積み重ねは、やればできるという自信とできたという満足感で、次の目標への足掛かりになります。いきなり大きな目標を設定してしまうと、モチベーションの維持が難しく、初期段階で挫折してしまうことになるかもしれません。小さな目標達成を積み重ねていくことで、自信とともに自然とモチベーションも上がっていきます。
(9) 想像力を養う
想像する力を養うことは、モチベーションを高めることに大いに役立ちます。想像力が豊になると、いろいろな視点から物事が捉えられるようになり、関係者の立場に立っていろいろ考えることができるようになります。また、5年、10年後の自分の在りたい姿を想像し、それに向かって、今どうするかが見えるようにもなります。何から始めるか、今何を成すかなどと思考を張り巡らすことで、自然とモチベーションが上がってきます。
(10) 話を聴いてくれる相手を持つ
周囲の人や気心の知れた人などに話を聴いてもらうことで、自分の状況を客観的に捉えることができるようになります。また、頭の中で考えていることを言葉にして、一旦自分の外に出し、それを再度、自分の耳から聞きなすことで、自分の意見を客観的に捉える効果もあります。抱えていた問題も整理できるようになり、聴き手からの承認や評価も受けることができます。このような交互作用を通じて、モチベーションを上げることができます。
3. モチベーションを維持する方法
(1) 楽観的になる
楽観的とは、物事の成り行きを明るく考えていろいろと心配しないことです。モチベーションは、我々が目標を決めて行動を起こすためのエネルギー源であり、行動し続けるためのエネルギーでもあります。しかし、モチベーションを維持することはそう容易いことではありません。楽観的な思考を持ち合わせると、大変な状況に直面しても、明るく前を向いて行くことができます。また、失敗しても、その経験を学びと捉え、次へのリソースーに変えることができます。
(2) 毎日の目標を設定する
目標を持つことは、モチベーションを維持するのに効果的です。目標には中長期的に時間をかけて達成する目標ばかりではありません。1日で達成できる目標もあります。大きな目標の場合は、それを細かく分けて具体的にすることで、ゴールへのプロセスが明確になります。例えば、ゴールに向かって、毎日これはやりたい、続けたいということを目標にしてみることも出来ます。日々の小さな目標を続けることで、モチベーションがあとからついてくることも大いにあります。
(3) 仕事とプライベートを分ける
仕事モードとプライベートモードを切り替えることで、高いモチベーション維持につながりやすくなります。プライベートの時間をしっかり確保することで、自身の今の状態を客観的に捉えることができるようになり、将来のキャリアビジョンを考える時間を取ることも出来るようになります。それらは仕事への向き合い方にも影響を与えます。仕事とプライベートを分けることで、仕事によるストレスから離れることができ、気分転換の時間を持つことでストレスが緩和され、モチベーションアップにつながりやすくなるのです。
(4) 物事をシンプルに捉える
日々、日常生活や仕事などを繰り返す中では、誰もがモチベーションの低下を意識
することがあります。やる気が出ない、気分が乗らないと感じたら、先ずはその感情を
整理してみることです。人の感情はいろいろな要因が複雑に絡み合って起るものです。
今起きていることをシンプルに捉えて、仕分けをしてみる。そして出来ることからやって
みる。すべてを完璧にやろうと思わず、これくらいならOKと自分で許可が出せる程度ま
で落とし込むことが大切です。
することがあります。やる気が出ない、気分が乗らないと感じたら、先ずはその感情を
整理してみることです。人の感情はいろいろな要因が複雑に絡み合って起るものです。
今起きていることをシンプルに捉えて、仕分けをしてみる。そして出来ることからやって
みる。すべてを完璧にやろうと思わず、これくらいならOKと自分で許可が出せる程度ま
で落とし込むことが大切です。
(5) 自分にご褒美を用意する
小さな目標の積み重ねが大きな目標につながります。どんなに小さな目標達成でも、自分にとっては嬉しいものです。嬉しい、楽しいなどのポジティブな感情は、モチベーション維持にたいへん効果があります。それと同じくらいモチベーションを維持することに効き目が期待されるのが、目標達成した自分に、ご褒美を用意しておく方法です。例えば、普段は躊躇ってしまう○○のスイーツを食べるとか、日帰りのプチ旅行などもよいでしょう。自分へのご褒美を上手に使って、モチベーション維持を手に入れることをお勧めします。
(6) 音楽を聴く
モチベーションを維持する方法の一つとして音楽を聴くことが挙げられます。音楽には「やる気」を起こさせる脳内物質のドーパミンを分泌させる働きがあります。ドーパミンには、意欲をかき立て、やる気を起こさせる効果のほかにストレスの緩和効果もあります。多くのスポーツ選手が練習や試合の前に、音楽を聴くことでモチベーションを上げたり、維持している光景を見たことがあるのではないでしょうか。特に好きな音楽を聴くとモチベーションが上がります。やる気が落ちたときに聴く曲を用意しておくと、いつでもモチベーションを上げることができます。
(7) 1日の振り返りをする
一日の振り返りをすることは、モチベーションに効果があります。振り返りの中には、できたことや改善点などが含まれます。それらは次の行動につなげることも出来ます。振り返りで出てきた「できたこと」は自信にもつながり、やる気につながります。改善点がわかると、次の目標達成への足掛かりにもなります。一日数分の振り返り時間を持つことで、「こうすれば上手く行く」のポイントを掴むことができ、モチベーションの維持する効果も期待できます。
(8) 目標達成した時をイメージする
目標を達成するまでのプロセスには、平坦で楽なことばかりではありません。もし途中でモチベーションが下がりそうになったら、一旦立ち止まって、目標を達成した時の自分を想像してみてください。そこにいる達成感や充実感を手に入れた自分は、いったいどんな自分でしょうか?どのような表情をしているでしょうか。そのようなイメージをすることが、モチベーション維持の効果を発揮するのです。
(9) 自分の行動パターンを知る
モチベーションを維持し続けることは、そう簡単なことではありません。スタートするときには高くても、時間の経過とともに、成功だけではなく失敗するなどの経験やマンネリ化などによってモチベーションが下がってしまうことも多くあります。そのようなとき、自分はどのような行動をとるのかを少し考えてみましょう。自分の陥りやすい行動パターンを知ることで、○○の時は□□するなどの自分に合った対処法が見つかるかもしれません。また、自分の癖や思い込みに気づくかもしれません。
(10) 自分の気持ちに気づく
やりたいことをやっているのにやる気が出ない、やらされ感はないのだけれど気が乗らないなど、原因はさまざまですが、モチベーションが下がっていることに悩んだことはないでしょうか?そのような状態をそのままにしておくのは、自分のためによくありません。少し原因を探ってみてはどうでしょう。例えば、やっていることが合ってないとか、心や体に疲れが溜めっているとか、今の環境が合ってないなどに気づくかもしれません。自分の気持ちに気づくことで、次のステップが見つかるはずです。呼吸を整えて、自分らしいモチベーションの維持を図ってみましょう。
4. まとめ
興味・関心はある方で、あれこれ手を出した経験がある私ですが、そのあと継続してやり続けていることは、そう多くはありません。スタートするときの気力、つまりモチベーションを上げることは出来るのですが、それを維持し続けることの難しさを、嫌というほど経験しているつもりです。その経験が、自分の自己肯定感を下げ、やり続けられない自分にダメ出しをして、自己効力感を下げてしまうという悪循環のループを生み出していました。
今回書いた内容は、そのような私の経験が、少しでも読者の方の参考になればよいとの思いから書いてみました。自分の癖やパターン、思い込みなどを知ることで、モチベーションを上げることができ、また、それを維持することができることで、自分の変化を楽しむことができると思います。
今回書いた内容は、そのような私の経験が、少しでも読者の方の参考になればよいとの思いから書いてみました。自分の癖やパターン、思い込みなどを知ることで、モチベーションを上げることができ、また、それを維持することができることで、自分の変化を楽しむことができると思います。